社内コンサルタント・トレーナー・事務員向けに企画したワークショップ。10名前後の参加者×2回実施。
社会言語学・語用論分野におけるBrown and Levinson (1978, 1987)のポライトネス理論に基づき、カスタマー・クライアントとのコミュニケーションの手法を整理した。
ワークショップ形式で自他のポライトネス表現を整理することによって、トラブルの際も落ち着いて適切なコミュニケーションが取れることを目的とした。
高校生向けの教育プロジェクトの資料として出演させていただいたときのものです。
僭越ながら、自己紹介(生い立ち、経歴)、英語の有用性、高校生への助言をさせていただきました。
小樽商科大学が発行する同窓会会報に、社会言語学のゼミ卒業生として寄稿した。
現役学生や高校生がゼミ・研究室選びの際に役立つことを意識して書いた。実学志向が支配的な商科大学において、言語研究という一見浮世離れした活動を行う。学生生活の半分を費やすゼミ選びは、一大イベントだ。
社会言語学およびゼミでの研究活動そのものがいかに「企業活動」「経済活動」に役立つかを、所属した社会言語学研究室そのものの特色とともに紹介した。
小樽商科大学の英語授業で、動画制作プロジェクトを行った際の記録。
先行研究まとめ、IntroductionとConclusionを担当。
主に、以下について説明。
①デジタルコンテンツを各教員それぞれの授業に組み入れて「自分の(授業に合う)BL」を実現するための考え方を提案し、
②その為に小樽商科大学言語センターのデジタルタスク開発質室が出来る事
小樽商科大学におけるブレンディッドラーニングプロジェクト立ち上げについて、活動報告を兼ねた回想的記録。
2015年時点での情報。その後2017年3月までプロジェクトに従事することになる。
現在の活動はこちら。
Lancaster UniversityでのMA Dissertation。
Twitter上での日本語の暴言のデータから、相手のフェイス(メンツに近い社会言語学的概念)を攻撃する表現を集め、文法的なパターンを類型にまとめた。
攻撃の表現はコーパスとしてまとめ、類型と共起する表現を再度Twitter上で検索し、雪だるま式にコーパスを拡大した。偏ったサンプリング方法により統計的な処理はできなくなるが、質的な分析のための資料は効率よく集めることができた。つまり、言葉による攻撃には、言葉による攻撃の応酬が繰り広げられるので、一つの攻撃表現がわかればもう一つの攻撃表現が手に入る。
Twitterにはグループのような概念がなく、「”どこから” データを集めるか」という考え方通用しない。そんな制約の中でも効率よく特定の表現を集めるためのこの方法が最も工夫した箇所だ。
小樽商科大学での学士論文。
日本語における提案表現を半自然発生的会話から収集し、コーディングの末、タイポロジーを作成。
タイポロジーに基づいて、話者が選考するポライトネスストラテジーを性別や上下関係別に比較した。
国内の高校英語教員への質問紙およびインタビュー調査から、英語よる英語授業の実施における成功事例と失敗事例のケーススタディを行った。教員間の協力体制が最も重要なファクターとして浮かび上がった。
2013年に小樽商科大学での学生論文賞を受賞。