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herolarge

現在の研究内容

「力関係」の言語的かけひき

私の研究領域は、「談話研究」や「対人語用論」と呼ばれる、言語学に属する分野です。

言語学と聞くと文法や発音等を思い浮かべる方が多いと思います。もちろんそれらも非常に魅力的な分野ですが、私がもっと注目しているのは「ことばの使い方によって、人間関係がどう変化していくか」です。

特に「ことばの暴力」や「マウンティング」に代表されるような、「ことばと力の関係」を解明したいと考えています。

 

社会問題の解決

このプロジェクトがうまくいけば、学校や会社でのいじめ問題、あるいはセクハラやパワハラの解決につなげられると考えております。

 

学際的研究の必要性

当然こうした社会問題は、言語学だけの関心ではありません。

心理学や社会学をはじめとする隣接分野とも手を取り合って、多面的に理解を深めていく必要があります。

このように、私の研究分野は「学際的」でもありますので、いろいろな分野の方が仲良くして下さればとても嬉しいです。

ぜひよろしくお願いいたします。

 

研究キーワード

  • Interpersonal Pragmatics
  • Power Relationship
  • Relational Work
  • Facework
  • Discourse Analysis
  • Sociolinguistics

現在の研究までの背景

もともと学部生時代は商科系大学で勉強しており、経営学やマーケティングに興味がありました。大学3年になるころから、企業活動が売上や利益率などの数字だけでなく、「ことば」によっても大きく左右されることがわかりました。言語と数字はどちらも、情報を乗っける媒体として不可欠なものです。企業が発行する有価証券報告書等をみても、成功したことやこれからの戦略等は大きく、言葉と数字によって伝えられているのがわかります。

 

大学の授業で、「数字」や「戦略」に重きを置いたものは多いですが、「ことば」を重視するものはほとんどありませんでした。3年次の研究室選択時に社会言語学ゼミを見つけたのが、言語学の世界へ入り込むきっかけでした。

 

こうした背景から、言語の理論的な研究を行いつつも、常に「社会」や「そこにいる人間」とのかかわりを意識しながら研究しています。

 

現在は「日本人の飲み会」を「会話の側面」から調査中です。

飲み会は社会人にとってどんな場なのか。そこではどんな会話がなされ、どのように人間関係が構築されていくのか。オンライン飲み会と対面飲み会の違いはなにか。

これらを解明していくことで、「コロナ時期における飲み会等の交流活動の性質」を理解したいと思います。ソーシャルディスタンスが強いられる「ニューノーマル」の状況下で、どうしたら社会生活を豊かにできるかを提案したいと考えています。


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